生殖医療はヒトを幸せにするのか 生命倫理から考える
小林亜津子
不妊を補助的に解決するために始まった生殖医療は、現在その枠を超え、新型着床前診断で健康に育ちうる胚のみを選ぶことや、未婚女性が若い卵子の凍結保存を求めるようになっている。技術と発明の進歩、そしてそれらを欲する人の欲求は留まるところを知らない。生命倫理の観点から、この問題を解説、展望していく。
(光文社新書)
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