【機械・電気・電子・化学】

研究・開発(機械・電気系)

次世代の製品につながる研究・新技術を開発

どんな仕事?

これまでにない機能や性能をもつ機械や電気製品は、新たな物理現象が発見されたり新たな性能をもつ物質が合成されたりし、その成果を応用する技術が開発されることで誕生します。たとえば大画面ディスプレイも、ナノ加工できる機械も、病院のCTやMRIも、研究・開発の成果をもとに実用化されました。研究・開発は大学でも行われますが、電機、機械、自動車、重工メーカーなどの企業でも行われています。

現在は、新しく化学合成された物質を電子材料に使う、生体情報を計測する機械を開発するというように、物理・化学・生物・工学など分野を横断する研究開発が進んでおり、機械・電気系メーカーにも多様な分野出身の研究者・開発担当者がいます。なお、大企業で研究・開発職に就くためには、大学院を卒業したほうがよいでしょう。

open_with 仕事の規模(働いている人数):★★

(他の仕事と比べて、働いている人の人数は多い)

safety_divider 働いている人の男女比:7:3

どの学問が役立つか

役立ち度の高い学問分野を、役立ち度の高い順に並べました。

★5つから☆までで、★が多いほど役立ち度は高い。

大学院進学も考えるべき?

  • 大学卒 55.0%
  • 大学院修士卒 36.5%
  • 大学院博士卒 8.5%

※大学、大学院修士、大学院博士の3つの最終学歴での比較

school 大学院卒の割合:★★★

(他の仕事と比べて、大変高い)

働いている人に聞きました

filter_1やりがいはある?

  • やりがいを感じる 87.3%
  • やりがいを感じない 12.7%
insights やりがいの高さ:★★

(他の仕事と比べて、高い)

filter_2給与に満足してる?

  • 満足している 75.4%
  • 満足していない 24.6%
face 給与満足度の高さ:★★★

(他の仕事と比べて、大変高い)

payments 1年間の給与の平均は:534万円

※20歳~44歳調べ

filter_3将来は人材が足りなくなる?

  • 不足すると思う 81.0%
  • 余ると思う 14.4%
  • わからない 4.6%
psychology 不足すると思う人の割合:★★★

(他の仕事と比べて、大変高い)

参考こんな学科出身者が働いている

機械系(工学)学科 ★★★★
電気・電子系(工学)学科 ★★
繊維系(工学)学科
情報系(情報学、情報工学、情報科学等)学科
応用化学・物質系(工学)学科
造船・海洋系(工学)学科

※出身者の多い順。★5から☆までで、★が多いほど出身者が多い。

働く現場の前線から

  • <精密化学製品・機器>

    最先端の医療画像を提供するX線撮影システムや医療IoTを実現 〜写真フィルムやデジタルカメラで培った材料工学や画像工学などを基礎に

    富士フイルム株式会社 鍋田敏之さん

    記事はこちら
  • <電気・電子業界/カーナビ・音響>

    まさに、カーエレクトロニクス業界のパイオニア ITやビッグデータ解析でフロンティアを切り拓く

    パイオニア株式会社 佐藤優里さん 永田雅子さん

    記事はこちら

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