学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!
★は関連度
国会議員や企業の管理職の比率、平均給与など、日本の女性は男性に比べて低い地位に置かれている。家庭でも、家事や育児の負担は女性のほうが大きい。世界的に見ても、日本の男女格差は先進国中、最低レベルとなっている。
男女平等はジェンダー平等ともいわれ、【ジェンダー】では男女平等に関すること全般を研究対象とする。法律面では、男女平等を規程する憲法は【公法学】の領域で、【社会法学】では男女雇用機会均等法によって女性の活躍推進を目指し、セクハラやマタハラも規制する。【経営学】でも、男女の賃金・雇用格差、女性の管理職登用、男性の育児休暇取得などが研究テーマとなっている。
【家政・生活学一般】では家事や育児の男女平等、【教育学】【教育社会学】では進学率や入試での男女平等、【史学一般】では時代による女性の地位の変遷や女人禁制など女性史の観点から男女平等について考察する。【国際法学】では国際法や国際条約による男女平等の実現を追求している。