植民地

「植民地」に関心があるなら、こんな学問をみてみよう

学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!

★は関連度

★★★ アジア史・アフリカ史
中国4000年からアラブ、アフリカまで。過去の姿は?
★★★ 日本史
古代から近現代まで。古文書・古記録も読もう
★★★ ヨーロッパ史・アメリカ史
欧米各国の盛衰、紛争史を調べたい
★★ 史学一般
地域に偏らない! テーマ主義で歴史を調べる
★★ 国際関係論
国際社会の紛争解決。平和のために
★★ 経済史
世界の経済発展の歴史を調べる
文化人類学・民俗学
世界の民族、庶民の文化を知りたい!
政治学
国の統治、地域行政、戦争の克服。民主主義を問う
建築史・意匠
建築のデザインを追求する

◆植民地◆

現代の国際関係にとって重要な歴史的課題

植民地とは、国外に移住者を送り出し、支配下においた土地のこと。かつてヨーロッパ諸国は世界の多くの地域を植民地にしていた。日本も、戦前には台湾や朝鮮半島などを植民地にしていた。

植民地の歴史的経緯については、【ヨーロッパ史・アメリカ史】、【アジア史・アフリカ史】、【日本史】、それ以外の国や世界史の視点から【史学一般】で広く研究されている。また、植民地は、植民地で産出される貴金属の獲得、プランテーションでの農作物を生産、植民地を市場とするため、など経済的な目的で獲得されてきたため、【経済史】の研究テーマでもある。また、現在の日韓問題や、開発途上国のほとんどがかつての植民地であるなど、植民地は、現在の国際社会に課題を残しており、【国際関係論】や【政治学】と関係する。

文化的には、【文化人類学・民俗学】のうち「文化人類学」は、もともとは支配していた国が植民地を統治するために、現地の民族の文化を調査・研究したところから始まった学問。植民地には「コロニアル様式」といって、宗主国の建築様式の建物が残っており、【建築史・意匠】の研究分野となる。

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