◆アフリカ◆

文化的魅力や将来への課題が多い、六大陸のひとつ

「アフリカ」については、ありとあらゆる側面から研究することができるので、ここではいくつか例を紹介しよう。例えばアフリカの歴史であれば【アジア史・アフリカ史】だし、アフリカの文化や民俗を研究するなら【文化人類学・民俗学】、文学なら【文学一般】、言葉なら【言語学】になる。

アフリカには開発途上国が多いため、地域開発（【地域環境工学・計画学】）、経済開発（【経済政策】）、貧困の解決（【社会福祉学】）、平等な教育の実現（【教育社会学】）、医療や衛生の充実（「衛生学・公衆衛生学」）など、様々な学問から、問題を解決していく必要がある。

また、アフリカは植民地時代に民族を考えずに国境線が引かれてしまったことや、イスラム急進派が入り込むなどして紛争の多い地域でもある。こうした問題は【国際関係論】の分野から国際的に解決していかなければならない。