大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち

藤井一至

進化の学説では地球の5億年前といえば、突如として今日見られる動物が出そろった時期とされる。地質年代では古生代末のカンブリア爆発と呼ばれている。一方、土壌は、土の基になる岩石が風化し細かくなったものに、植物・動物など生物の腐食が関わり、形成されていく。この本は土壌学者である著者の手によって、カンブリア紀以来の森林を構成する重要な要素の一つである「土壌」について、成り立ちや生物との関係について、さまざまな例を挙げわかりやすく解説している。土に関する認識が大きく変わることは間違いない。 (ヤマケイ新書)

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