巨大地震の科学と防災

金森博雄

地震という複雑な自然現象を理解し、それを将来の地震防災に繋げるためのアイデアが論じられている。著者・金森博雄は、巨大地震の地震波から地震の発生過程を解析する手法を考案したほか、現在世界中で使われている地震規模の尺度「モーメント・マグニチュード」計算法を開発した地震学者である。本書では地震の多様性にも焦点を当て、1960年代後半からの地震学の発展と現状が端的にまとめられており、地震観測がいかに重要かがわかるだろう。 (瀬川茂子、林能成:構成/朝日新聞出版)

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