みずものがたり 水をめぐる7の話

山本良一

著者は環境問題が専門の工学者、編者のThink the Earthは「エコロジーとエコノミーの共存」をテーマとするNPOだ。この本は両者が共同で、環境問題にあまり関心を持たない多くの人にメッセージを届けたいという思いで作られた。「水はたくさんの条件が奇跡的に整って、0度から100度のあいだ、つまり水が液体として存在できる温度を長い時間保ってきた」、「体の70%が水でできている」と編者は述べる。そしてその水を「人間は大切にしているだろうか」と問いかける。見過ごされがちな水の重要性、人間や生物と水の関係、世界の水事情について豊富なイラストを交えてわかりやすく解説している。 (Think the Earthプロジェクト:編/ダイヤモンド社)

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