苦海浄土 わが水俣病

石牟礼道子

水俣病に巻き込まれた人たちと、かつて八代海にあった豊かな海・幸せな共同体を対比させ、詩的に描いた作品です。環境問題は自然の中で発生する問題であると同時に、人間社会、そして人の精神における問題でもあります。そのことは、ドキュメンタリーではなく、この本のような書き方で初めて感じることができるものでしょう。ぜひ一読してみてください。 (講談社文庫)

同じ分野のおススメ本

こちらもおススメ




みらいぶっくへ ようこそ ふとした本との出会いやあなたの関心から学問・大学をみつけるサイトです。
TOPページへ