わかりやすい ロボットシステム入門 メカニズムから制御、システムまで

松日楽信人、大明準治

知能機械としてのロボットは、非常に多くの学問分野から成り立っている。機械、電気、電子、情報、通信、材料。他にも、生物、人間工学、医学、さらには社会学、倫理学なども関連するだろう。このような様々な学問との関連性も含め、「知能機械学・機械システム」の学問領域の基礎となる部分がシステム的に書かれているのがこの本だ。ロボットシステム全体の仕組みがわかりやすいよう、多くの写真や、これまで著者が開発してきた裏話を載せられている。そして、ロボットのキーワードが多く書かれている点も特色だ。高専や大学生用の本だが、ロボット技術に興味があれば高校生でも問題なく理解でき、そしてきっともっと勉強したいと思うようになるだろう。 (オーム社)

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