「科学」2023年7月号(特集 Origamiの可能性)
石田祥子ほか
折紙研究に関する特集「Origamiの可能性」が掲載されています。
折紙研究と言っても、日本の大学に折紙学部や折紙学科があるわけではありません。折紙という独立した学問があるのではなく、「折紙を活用した製品や建築物」であれば工学系、「折紙をデザインするプログラミングやソフトウェア」であれば情報科学系、「数学的記述をもちいて折紙の本質にせまる」のであれば数学系、「折紙の芸術的価値や創作」であれば芸術系といったように、幅広い分野の専門家がそれぞれの視点で折紙の研究を行っていますので、折紙の何を勉強したいのかによって選ぶ学部・学科は変わってきます。
この特集記事にはさまざまな分野の専門家が関わっていますので、進路選択の一助になるのではと思います。
(岩波書店)