マイノリティ・リポート

この映画で描かれる2054年のワシントンDCでは「マグレブ」と呼ばれる自動車が磁気浮上で浮きながら街中を走っています。今の自動車はタイヤの摩擦力を使いますが、摩擦力を発生させるためにはタイヤを路面に押し付ける力が必要です。もし壁を走ろうとするとこの力がなくなるので壁を登れません。このマグレブは磁力を使ってマンションの壁を走り、ベランダに直接乗り入れたり劇中重要な小道具として登場します。

私達の身の周りには接触と摩擦が色々な所に使われていますが、摩擦のある限り部品の修理や交換が欠かせません。これらを磁気浮上技術を使って置き換えると私達の生活はより豊かになるのではないかと期待しています。 (監督:スティーヴン・スピルバーグ)

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