モルフォチョウの碧い輝き 光と色の不思議に迫る

木下修一

美しいモルフォチョウの、青く輝く色はどうやって生み出されるのか、その謎に迫る。日常の中で感じた不思議を、科学的な原理・原則により解き明かしていくという科学の大切な過程を読むことができる。モルフォチョウの色を人工的に再現しようとした挑戦も紹介。本書には構造色で発色する繊維の紹介があるが、構造色は繊維の新しい着色法として注目されている。構造色は、自然界では一部の虫や鳥、魚に見られ、微細な構造が光と相互作用して発色する現象で、一般的な染料にない美しい色調を持つ。繊維は太古から染料で着色してきたが、構造色を利用することで、今までにない美しい色が作り出せ、また、染料廃液による環境汚染などの課題が解消されると期待されている。 (化学同人)

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