水を知ろう

荒田洋治

水は最も身近な化学物質だが、化学的に極めて特異な物質だ。水の固体である氷はなぜ液体の水に浮くのか、雪の結晶はなぜ六角形なのかといった話から、水と伝染病の話、ミネラルウォーターの話、生物の体内の水の話、さらには水の歴史や文化との関わりについても書かれている。水をめぐる、文理の垣根を超えたとても味わいのある本。 (岩波ジュニア新書)

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