雲の中では何が起こっているのか
荒木健太郎
空にはいろいろな雲が浮かんでいる。それぞれの雲がどのようにしてできているのか、集中豪雨などの災害をもたらす雲はどのような特徴を持っているのか、ていねいにかつ非常にわかりやすく書いている。気象学に関する専門書の多くは、理論的な説明を要する部分を数式や変数、専門的な図面に頼る傾向にあり、物理を学んでいないと難解なものが多い。しかしこの本では、ゆるキャラを使って、イメージをつかみやすいように工夫されている。気象災害に関しても、最新の事例も含めた内容でまとめられている。
(ベレ出版)
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