地球宇宙化学

火山、地震など地球上の様々な自然現象の結果できた物質、さらに惑星宇宙空間から持ち帰った物質を化学的な方法で調べる~地球・惑星の起源を解き明かす化学

隕石   年代測定   太陽系内天体の進化   はやぶさによる小惑星サンプルリターン

学べる大学は?

研究をリードする大学

大学詳細

東京大学

理学部 地球惑星物理学科
【 主な研究者 】
比屋根肇
理学部 化学科
【 主な研究者 】
鍵裕之
理学部 地球惑星環境学科
【 主な研究者 】
杉田精司

北海道大学

理学部 地球惑星科学科
【 主な研究者 】
圦本尚義 渡部直樹 山下洋平

東京工業大学

理学院 地球惑星科学系
【 主な研究者 】
上野雄一郎 横山哲也
物質理工学院 応用化学系
【 主な研究者 】
吉田尚弘 豊田栄

東北大学

理学部 地球惑星物質科学科
【 主な研究者 】
中村智樹 平野直人

九州大学

理学部 地球惑星科学科
【 主な研究者 】
赤木右 奈良岡浩 野口高明

名古屋大学

理学部 地球惑星科学科
【 主な研究者 】
三村耕一

広島大学

理学部 地球惑星システム学科
【 主な研究者 】
宮原正明

大阪大学

理学部 物理学科
【 主な研究者 】
寺田健太郎 山中千博

その他の優れた大学

大学詳細

国立極地研究所

【隕石学】 南極探査によって採取された隕石を多数保有し、リクエストに応じて研究用に提供しており、所内の研究設備も充実している。


海外で学ぶなら

大学詳細

Florida State University/フロリダ州立大学(米)

地球海洋大気科学科

【宇宙化学】 特にHumayun教授の研究室はアジア系の学生に優しく人気も高い。レベルの高い研究を行っている。

The Australian National University/オーストラリア国立大学(豪)

地球科学研究科

【地球化学、宇宙化学】 所属している教員・研究員の総合的な研究教育能力が非常に高い。

主な研究者

研究者詳細

日高洋

名古屋大学
理学部 地球惑星科学科/環境学研究科 地球環境科学専攻
【同位体宇宙化学】 種々の宇宙化学的試料の同位体測定を行う。太陽系内に存在する惑星物質に含まれる元素の同位体を精密に測定することで、その変動から、原子核の性質を把握。それは元素が宇宙で合成されてから太陽系ができるまでの時間の推定に役立つ。

宮原正明

広島大学
理学部 地球惑星システム学科/理学研究科 地球惑星システム学専攻
【高圧惑星科学】 1971年アポロ15号が持ち帰った月の石から、世界で初めて月で過去に起きた天体衝突の名残りある物質を発見。宇宙から地球にやってきた石を調べ、太陽系内の天体がいつ、どのようにして誕生し、どのような過程を経て現在の姿となったかを明らかにする。

岡崎隆司

九州大学
理学部 地球惑星科学科/理学府 地球惑星科学専攻
【宇宙化学】 日本で数少ない希ガス元素の同位体研究者であり、実験装置の開発・改良にも取り組んでいる。

興味がわいたら

マーカス・チャウンの太陽系図鑑

マーカス・チャウン

太陽を中心に、一番外側の「オールトの雲」と呼ばれる天体群まで、太陽系のすべてを解説する。オールトの雲は、太陽から約1光年の所を球状に取り囲み、小惑星や氷・ちりなどが多く存在する領域。オランダの天文学者ヤン=オールトが提唱したが、観測では実証されていない。太陽系の惑星の美しい写真をたくさん見ることができる。 (糸川洋:訳/オライリー・ジャパン)


銀河系惑星学の挑戦 地球外生命の可能性をさぐる

松井孝典

太陽系の外の惑星、すなわち系外惑星について最新の研究を紹介している。1995年の系外惑星の発見以降、惑星科学のフィールドは、太陽系の外へと大きく変化し続けている。著者は日本の惑星科学の第一人者。惑星科学は、惑星について研究する学問だ。それは地球科学と天文学をつなぐ学問だが、天文学が中高では地学分野に、大学では物理学の一分野として位置づけられているのに対し、惑星科学は中・高・大学のいずれでも地学=地球科学の一分野とされている。それは惑星科学が地球科学を他惑星研究に応用し、地球外生命の可能性を探るという大きな目的を持っているからなのだ。 (NHK出版新書)


できたての地球 生命誕生の条件

廣瀬敬

地球は太陽から3番目に近い太陽系の惑星の1つであり、人類など多くの生命体が生存する天体だ。表面に水、空気中に酸素を大量に蓄え、多様な生物が生存することを特徴とする惑星である。この本は、地球がどうのように生まれたのか、地球の内部がどうなっているのか知ることができる。特に問題は、水も炭素もなかったできたての地球に、なぜ有機生命体が誕生したのかという謎だ。初期地球に水がなかったとすれば水はどこから地球に運ばれてきたのか?その謎に迫っていく。 (岩波科学ライブラリー)


星のかけらを採りにいく 宇宙塵と小惑星探査

矢野創

2010年、日本の小惑星探査機「はやぶさ」は地球帰還を果たした。前人未到の試みだったのは、地球重力圏外にある小惑星イトカワに着陸して、宇宙塵、つまりその星のかけらを人類で初めて持ち帰ったことだ。著者はその試料採取任務の責任者で宇宙塵の専門家。この本は、宇宙塵を分析することで地球外物質が発見されれば、それは太陽系や生命の誕生の謎を解明する手がかりになる大きな可能性があることを伝える。宇宙塵研究、さらには宇宙探査の現場から新たな挑戦を語る。 (岩波ジュニア新書)