官民一体で取り組む災害、犯罪に強いまちづくり
防災は消防、防犯は警察が中心的な役割を担いますが、他の官公庁や地方自治体、民間企業や地域住民の取り組みも大切です。たとえば官公庁や地方自治体は災害や犯罪に強い国土やまちづくりに取り組んでおり、建設土木会社は、実際に防災では治山治水工事や地震に強い建物を建設したり、町に街灯や監視カメラを設置したりします。
また、各業界はそれぞれの役割を担っており、たとえば医療施設は、災害時の医療救護活動の拠点になり、食品メーカーは防災食を、通信機器メーカーは緊急通報システムや避難誘導システムなどを開発・製造しています。ITの活用も重要になっており、ロボットやドローンよる被害情報収集・救済支援、インフラ崩落を予知するセンサと無線センサネットワークによるIoTの活用も行われています。スマートシティプロジェクトでは、ITを活用したまちぐるみの防犯・防災対策の実験も進められています。
役立ち度の高い学問分野を、役立ち度の高い順に並べました。
その学問分野が学べる大学・研究者をみてみよう。
★5つから☆までで、★が多いほど役立ち度は高い。
※大学、大学院修士、大学院博士の3つの最終学歴での比較