学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!
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自明だと思われていたものに疑問をもち、物事の本質を問うのが哲学だ。西洋で生まれた哲学を中心に学び、研究するのが【哲学・倫理学】で、西洋以外の思想・哲学については、【中国哲学・印度哲学・仏教学】の分野でも研究されている。
学問それぞれにその本質を問う研究があり、たとえば歴史(【史学一般】)では、歴史とは何かなど、【基礎法学】では法とは何かや法の正当性に迫り、【政治学】では国家とは何かや政治倫理など、【社会学】では社会とは何かや社会の中の個人の自由や権利など、【教育学】では教育の目的やあり方などを追求する。経済については【経済学説・経済思想】の分野で、価値の本質や、何を第一に経済活動を行うのかといった倫理的な問題などを考える。
現代社会に課題についても哲学的な考察が加えられており、地球温暖化の改善と経済活動をどのようにして両立させるかを考える【環境政策・環境社会システム】や、科学の研究や使い方に関する倫理や科学技術と社会の関係など、科学を哲学の側面から問う【科学社会学・科学技術史】という分野もある。