熱帯雨林

「熱帯雨林」に関心があるなら、こんな学問をみてみよう

学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!

★は関連度

★★★ 環境動態解析
地球温暖化やオゾンホールから、地球を守れ
★★★ 地理学
地形を調べ、まちづくり、災害防止に
★★★ 森林科学
林業を支え、森の保全で地球温暖化にも挑む
★★ 環境政策・環境社会システム
脱炭素に向けて制度作りから社会運動まで
★★ 人文地理学
都市、経済、観光の地域性を調べる
★★ 文化人類学・民俗学
世界の民族、庶民の文化を知りたい!
★★ 生態・環境
生物が自然界で暮らす有り様がわかる
国際関係論
国際社会の紛争解決。平和のために
経済政策
経済成長、景気回復の政策を作る
生物資源保全学
絶滅危惧種、生物の遺伝資源を守る

◆熱帯雨林◆

森林減少による、二酸化炭素吸収量の減少が心配

赤道直下の地域にある、一年中気温が高く、雨の多い地域の森林地帯のこと。アマゾン川流域の熱帯雨林が代表的だ。熱帯雨林の自然の特徴の研究は【地理学】の領域で、森林が広がるので【森林科学】、熱帯雨林の生態系の研究は【生態・環境】の領域となる。熱帯雨林地域の産業や暮らし、文化などの特徴は【人文地理学】や【文化人類学・民俗学】で研究される。

一方、熱帯雨林を開発して農地にする、森林を伐採して燃料にするといった人の活動や、気温上昇や干ばつなどで起こる大規模な山火事などによって、熱帯雨林は急激に減少している。すると森林の二酸化炭素の吸収が減って地球温暖化が進む。そうした環境の変化は【環境動態解析】の分野で研究されている。また、熱帯雨林の減少によって絶滅する生物が増えるため【生物資源保全学】とも関係する。地球環境を守るための政策は【環境政策・環境社会システム】の分野となる。

また、熱帯雨林の減少防止と経済発展の両立を考えるのは【経済政策】の中の「環境経済学」の研究テーマ。熱帯雨林の減少は世界に影響を与えるため、【国際関係論】とも関係する。

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