◆非鉄金属◆

銅、ニッケル、金や銀など、特徴に合わせて活用

非鉄金属とは文字通り鉄以外の金属のこと。銅、鉛、アルミニウムなど産出量が多く、建材や自動車のボディをはじめ様々な材料に使われている「ベースメタル」、リチウム、チタン、ニッケルなど、産出量が少なく電子機器などに使われている「レアメタル」、金、銀、プラチナなどアクセサリーなどに使われている「プレシャスメタル（貴金属）」がある。

材料としての研究が中心で、性質、加工法、合金にして強度など新たな機能をつけ加える、といった研究をするのは【構造・機能材料】、【材料加工・組織制御工学】、【金属・資源生産工学】、【金属物性・材料】の分野、電気や電子機器の材料としての研究は【電子・電気材料工学】の分野。機械の材料としての研究は【機械材料・材料力学】の分野となる。材料以外の面では、人を含む動物や植物の体内にも微量の金属元素が含まれていて、【生体関連化学】や【植物栄養学・土壌学】といった分野で研究される。