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★は関連度
IC(集積回路)は、半導体の基盤の上に様々な電子素子を形成したもののこと。LSI(大規模集積回路)は、ICのうち、基盤の上に作られた素子の数が1,000以上のもののことをいう。さらにICやLSIは、コンピュータや電子機器が計算、記憶などさまざまな仕事をする頭脳となる。以下、LSIに統一する。
LSIの基盤となる半導体の材料は、【電子・電気材料工学】や【デバイス関連化学】で開発研究を行っている。【ナノ材料工学】では、カーボンナノチューブなど、ナノサイズの半導体材料の研究を行っている。【応用物性】、【物性I】では、物質の導電性の研究から、半導体物質の開発に貢献する。
LSI設計の先端研究は【計算機システム】で行われている。LSIの中の電子素子やLSIを搭載した電子機器の開発は【電子デバイス・電子機器】分野の領域だ。コンピュータによる機械の動きの制御は【制御・システム工学】、コンピュータによって自律的に動く機械は、【知能機械学・機械システム】分野で研究される。