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イスラム教は、キリスト教、ユダヤ教、ヒンドゥー教、仏教とならぶ、世界で信者の多い宗教のひとつ。したがって、イスラム教の教えは【宗教学】や【思想史】で研究されている。信者は世界中にいるが、イスラム教徒が多いのは西アジア・北アフリカ・中央アジア・南アジア・東南アジアなので、歴史では【アジア史・アフリカ史】分野での研究が多い。また、イスラム教は、かつてスペインやシチリア島まで勢力を伸ばしたため、【ヨーロッパ史・アメリカ史】とも関係がある。美しい幾何学模様で装飾されたモスクなど、イスラム教は【美術史】でも重要だ。
また、イスラムの法律や経済の考え方は【基礎法学】、【経済学説・経済思想】の分野で研究される。イスラム教では、現在でも女性の権利が制限され、男性に対して従属的な立場に置かれているため、性による社会的差別について考える【ジェンダー】問題の研究テーマともなっている。