◆環境アセスメント◆

大規模開発の前に行う、環境に及ぼす影響の評価

環境アセスメントとは、道路やダム、都市開発など大きな開発事業をするときに、その事業が環境にどんな影響を及ぼすかを、予め調査・評価すること。その結果に基づいて、環境にどんな配慮をしたらよいかを考えたり、影響を近隣の住民に説明したりする。【環境影響評価】は、環境アセスメントそのものや、影響の評価手法を研究する分野。生態系に与える影響評価は【生態・環境】、汚染物質の評価は【分析化学】や【環境・衛生系薬学】の知識が活用される。

対策には、【土木環境システム】で研究される、環境保全や土壌、水環境、大気循環、騒音振動、環境生態などの研究成果が活かされる。評価する対象となる事業としては、【土木計画学・交通工学】や【都市計画・建築計画】が関係する。そして「環境影響評価法」は【公法学】、環境保全に向けた政策は【環境政策・環境社会システム】の分野になる。