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★は関連度
低炭素社会とは、温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)の排出量を抑えた社会のこと。その実現に向けて、【環境技術・環境負荷低減】の分野ではさまざまな技術開発に挑んでいる。
またCO2は化石燃料を燃やしてエネルギーに変換する際に多く排出される。そこで【エネルギー学】では、エネルギーの生成、輸送、貯蔵、効率利用などの研究に取り組んでいる。【持続可能システム】でも、自然エネルギーの活用などを研究し、人工光合成など化学から挑むのが【エネルギー関連化学】だ。【地球・資源システム工学】では、CO2発生量の少ないメタンハイドレートの探索や採掘法の研究など、環境負荷の低いエネルギー資源を追求している。
ほかにも、たとえば【有機・ハイブリッド材料】では有機太陽光電池の材料、【金属物性・材料】ではCO2排出量の少ない金属材料の製造法や自動車の燃費向上につながる金属材料の軽量化といった研究が行われている。【熱工学】では、熱エネルギーの効率活用の研究などを行っている。【環境政策・環境社会システム】では、政策や社会の面から低炭素社会の実現を目指している。