◆スマートハウス◆

ITで家庭のエネルギー消費をスマート化

家電や給湯器など電気やガスを使用する機器を情報ネットワークでつないで、住居のエネルギーを最適に制御する住居のことを、スマートハウスという。消費だけでなく、屋根に取り付けたソーラーパネルによる発電、余った電力を蓄える蓄電池、余った電力の売電などを含めてトータルに制御し、家庭にとっては光熱費の節約、社会にとっては、CO2排出量の低減や災害に強い自律・分散型エネルギー社会の構築を目指す。

エネルギーに関する技術全般を研究する【エネルギー学】で研究されており、【電力工学・電力変換・電気機器】でも、蓄電池など電気機器の研究開発を行う。家庭内の家電等のネットワーク化は【情報ネットワーク】、【通信・ネットワーク工学】の領域となる。

【ウェブ情報学・サービス情報学】は、スマホでの家電操作や使用電力の可視化など、消費者が利用しやすいスマートハウスの環境を整える。【知能情報学】は、スマートハウスへのAI（人工知能）導入に向けた研究を担う。