水素

「水素」に関心があるなら、こんな学問をみてみよう

学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!

★は関連度

★★★ 無機化学
金属、セラミクス、ガラスなど無機物を合成し新材料開発
★★★ 合成化学
薬、洗剤、化粧品…進化に向けた新合成技術へ!
★★ 熱工学
熱の伝え方を極め、最高の動力源を!
★★ 反応工学・プロセスシステム
高効率で、環境に優しいプラントを設計しよう
★★ エネルギー学
エネルギー資源の生産から活用までの総合学問
岩石・鉱物・鉱床学
岩石鉱物の歴史を探り、希少金属発掘
地球宇宙化学
サンプルリターンで地球と惑星の始まりに迫る
物理化学
液晶も導電も、物質の化学的性質を解明
エネルギー関連化学
太陽電池・光触媒などでエネルギー問題を解決
触媒・資源化学プロセス
触媒と廃棄物処理に向けた化学プラント研究

◆水素◆

クリーンエネルギーとしての活用に期待

原子番号1番。水素原子が2つ結びつくと水素分子となる。水素は無機物質なので化学としては【無機化学】の分野になり、様々な分子との合成は【合成化学】となる。水素は宇宙に最も多くある原子で、地球上では、ほとんどが水(H20)のように、ほかの原子と結びついて存在している。このように、地球や宇宙にある原子としての水素について研究するのは【地球宇宙化学】の領域。地球のどこにどんな状態であるのかを研究するのは【岩石・鉱物・鉱床学】だ。

水素原子の構造や性質について研究するのは【物理化学】。その性質のひとつが、水素は酸素と混ぜて火をつけると燃え、一定の濃度以上では爆発するというもの。しかし、水素と酸素が反応して燃えても二酸化炭素は排出されず、水ができるだけだ。そこでこのクリーンなエネルギーを、燃料電池や水素自動車など、エネルギーに利用する研究が進んでいる。この研究には、【熱工学】、【反応工学・プロセスシステム】、【エネルギー学】、【エネルギー関連化学】、【触媒・資源化学プロセス】といった、様々な、熱や化学反応に関する分野が関係している。

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