火の鳥2 未来編

手塚治虫

宇宙の果て、素粒子の中、数億年後の地球……、漠然と考えた時間と空間の永遠について、一つの解釈を与えてくれる本。科学がどれだけ発展しても、おそらく答えにたどり着けないであろうというある種の絶望感を、この本が解消してくれるでしょう。同時に、この世界の果てしなさを再認識させられて、呆然ともするでしょう。手塚治虫の最高傑作だと思います。 (朝日新聞出版)

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