北極男
荻田泰永
この本は、現在第一線の北極冒険家である荻田さんの最初の著作です。寒く、厳しく、危険な北極圏の海氷上を、ソリを引きながら無補給で、徒歩で、単独で目的地まで向かうという冒険には、緻密によく観察しながら実践していく姿勢が必要になります。冒険家が見る環境とその変化の兆しの読み方、冒険で危険を排除する準備といった学ぶべき点はもちろん、北極のもつ魅力の数々も十分に詰まった一冊です。
(講談社)
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