サハラに死す 上温湯隆の一生

上温湯隆

若いうちには、とにかく何も考えず知らない世界に飛び込んでみたい、そんな思いがかき立てられる本です。この本の主人公は、サハラ砂漠横断を実現するため、というには無鉄砲な計画で旅をしていきますが、その旅の中で経験する数々のできごとに悩み、考えて行動していくあり様は、なんとも言えないまぶしさがあります。若いうちに読んだらきっと違う行動に駆り立てられていたかもしれないと思って、お薦めします。 (ヤマケイ文庫)

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