銀二貫
髙田郁
日本人が江戸時代に発見し、今や料理のみならず微生物培養にも欠かせない「寒天」にまつわる時代小説です。ドラマにもなったため、ご存知の方も多いかもしれません。
主人公が幾多の苦難を乗り越え、試行錯誤の末に寒天を使った有名和菓子の発明に至る過程は、まさに研究そのものです。主人公は、多くの人とのご縁を通じて大発明のヒントを得ていますが、革新的なアイディアが人との巡り合わせから創出される過程が感動的に描かれています。
(ハルキ文庫)
みらいぶっくへ ようこそ ふとした本との出会いやあなたの関心から学問・大学をみつけるサイトです。
TOPページへ
TOPページへ