街道をゆく 40 台湾紀行
司馬遼太郎
明治以降の日本がグローバル社会を生きていくために他国にどう介入してきたのか、介入した国の人々にどのような思いを残したのか。グローバル社会の人材育成を知る上で、貴重な見聞録になっています。言語教育政策にとどまらず、同じ植民地政策の下にあった大韓民国と、対日感情が少なからず異なる数奇な運命にあった台湾のアイデンティティ問題など、異なる国を生きる人の成り立ちを考察するための示唆に富む一冊です。
(朝日文庫)
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