流域一貫 森と川と人のつながりを求め

中村太士

降った雨がある河川に集まる範囲を「流域」という。この河川と流域が、森林、河川、農地、宅地と分断されて利用されると、河川の水質汚濁、流域の生態系の破壊、都市型水害の増加など、自然環境に悪影響を及ぼす。本書では、アメリカ、スイスやドイツ、中国、北海道の釧路湿原など例に、河川流域を一貫した土地利用のあり方について提案している。 (築地書館)

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