赤の力学 色をめぐる人間と自然と社会の構造

藤井尚子

色を研究する分野は幅広く、知覚生理学や認知心理学といった理系からのアプローチ、美学や社会学など文系からのアプローチのほか、美術工芸といった芸術分野においても重要な要素の一つとして研究される。本書では、私たち人間が自然とのやりとりにおいて獲得してきた種々の色材について述べる。また、人間とは他者と関わりながら自己の認識を確立する「社会的存在」であるが、他の事物との関わりにおいて社会的・文化的に認知されてきた色との関係性について考えるものとなっている。 (風間書房)

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