アロマザリングの島の子どもたち 多良間島子別れフィールドノート
根ケ山光一
小さな島では、人々の生活に必要なものがコンパクトに一望でき、その中で育つ子どもの姿がリアルに描かれています。子どもは、母親だけではなく様々な人によって育てられていることや、絶海の離島という小さな世界にとても大切な人々の生活の営みがあることがわかります。
筆者が島に住んで得た体験をもとに、豊富な写真を交えて書き下ろしたもので、都会の便利ではあるけれども殺伐とした生活から、島の乏しいけれども人々の豊かな支え合いのある生活へと、何が大切かについて転換を迫る本だと思います。
(新曜社)
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