こころって、人を育てるって

選んでいただいたフィールドの本はこちら。さあ、もっとみてみよう。

教育・心理系

先生はえらい

内田樹

自分が「えらい」と思う人を「先生」とすることが大切と説いている。自分自身で師匠となる人を勝手に見つけ、与えられるのではなく、自ら学んでいってほしい。 (ちくまプリマ―新書)



レインツリーの国

有川浩の小説が原作の映画。感音性難聴のため補聴器を利用しながら生活するヒロインが、自立していこうする様を描く。玉森裕太、西内まりや:主演。



羊たちの沈黙

ジョディ・フォスター扮する新米のFBI心理分析官が連続猟奇殺人者と対峙する、トマス・ハリス原作の大ヒットサスペンス映画。犯罪と対峙する心理学者の姿がよくわかる。



〈お受験〉の歴史学 選択される私立小学校 選抜される親と子

小針誠

明治・大正期から「お受験」はあった。どのような親子がどのように「お受験」したか、どのような教育を受け、どのような上級学校に進学し社会に巣立っていったかを丹念に記述する。社会的な地位の移動の手段として果たす私立小学校の役割を、社会学的に分析した興味深い本。 (講談社選書メチエ)



スタンド・バイ・ミー

スティーヴン・キング

人はなぜ死ぬのか、人の死はどのようなものなのかという疑問の答えを求めて、4人の12歳の少年たちが力を合わせて旅に出る物語。私たち誰もが共感できる経験が、ドラマチックな形で描かれている。映画化もされているのでDVDで見てほしい。 (山田順子:訳/新潮文庫)



手話の世界を訪ねよう

亀井伸孝

文化人類学者が、手話を多様な言語と捉え、また聴覚障害者の世界を異文化理解として、手話の世界を紹介する。著者の愛知県立大学外国語学部の亀井伸孝先生は、文化人類学とアフリカ文化の研究者だ。世界119種類の手話言語や、亀井先生ならではのアフリカのろう文化の紹介がユニークだ。 (岩波ジュニア新書)



教育・心理系

マインドセット 「やればできる! 」の研究

キャロル・S・ドゥエック

困難に面したとき、挫折してしまうか、それとも強く乗り越えていくことができるかは「マインドセット」で決まる。そのマインドセットと何か。著者は、スタンフォード大学の社会心理学、発達心理学の世界的な権威。著者の長年の研究成果がわかりやすくまとめられていて、説得力もある。 (今西康子:訳/草思社)



教育・心理系

スタンフォードの自分を変える教室

ケリー・マクゴニガル

どうして人はさぼってしまうのか。誘惑に負けてしまうのか。意志の力について心理学的・医学的観点から解き明かし、実際の行動に影響を与えていくためのノウハウを教えてくれる。スタンフォード大学の人気講師による講義なので読みやすい。 (神崎朗子:訳/だいわ文庫)



教育・心理系

心理学へのスタディガイド

廣中直行

心理学はイメージが先行することが多いので、大学受験前にぜひ本書などを読み理解してから臨んでほしい。心理学とはどういうものか、また勉強の仕方などを知ることができる初学者向けの教科書。 (世界思想社)



教育・心理系

その幸運は偶然ではないんです! 夢の仕事をつかむ心の練習問題

J.D.クランボルツ、A.S.レヴィン

キャリア発達の研究の第一人者であるクランボルツ博士の著書。キャリア形成において、ハプニングやちょっとした偶然、転機などを生かして人生を変えた人たちのケースが紹介されている。海外の事例ではあるが、この本を通じて高校生のみなさんには自身のキャリア形成の視点を変えていただきたい。 (花田光世、大木紀子、宮地夕紀子:訳/ダイヤモンド社)



マジックにだまされるのはなぜか 「注意」の認知心理学

熊田孝恒

マジックという身近な例を入り口に、人が持つ認知機能のうち「注意」のメカニズムについてわかりやすく紹介している。マジシャンは観客の行動をどうコントロールするか、不注意はどのようにして起きるか、変化になぜ気がつかないか、注意が先か、視線を向けるのが先かなど、興味は尽きない。 (化学同人)



教育・心理系

死んだ金魚をトイレに流すな 「いのちの体験」の共有

近藤卓

いのちとは何か、なぜ生きているのか。こういった大きく重い問題を心に抱えながらも生きていくためには、何が必要でどうすればいいのか。その疑問に答えたいと考えて、この本を書かれた。ぜひ、一緒にこの重い問題を考えてみてほしいと思う。 (集英社新書)



教育・心理系

スポーツを考える 身体・資本・ナショナリズム

多木浩二

部活動で行ってきたスポーツや、テレビで観たり応援したりするスポーツ。これらは身近に感じられる一方で、学問の対象として考えにくいものなのではないだろうか。最近では、スポーツが社会を変化させるほどの影響力を持っているともいわれるが、この本は、スポーツが社会や歴史と無関係ではないことを、様々な視点で紹介してくれる。スポーツに対する見方を拡げてみてほしい。 (ちくま新書)



教育・心理系

「しがらみ」を科学する 高校生からの社会心理学入門

山岸俊男

「臨床心理士」のイメージが強い心理学だが、心理学には、実験・調査・観察などを通して人間を研究し、理解していく側面がある。この本では、私たちが思い込んでことが実は少し違うのだということを明らかにする、心理学研究の内容がわかりやすく紹介されている。私たちは人の心について、わかったような気でいるが、実際に「証拠」を示してそのことを考えるのは難しいということがわかる。また、この本は、「社会心理学入門」とあるが、子どもの育ちや学校教育に関わる内容も多く含まれ、いじめ、子育て、発達などについて取り上げられている。 (ちくまプリマ―新書)



教育・心理系

ハマータウンの野郎ども

ポール・ウィリス

労働者階級と中産階級・上流階級との分裂が強調される階級社会の1970年代イギリスを描く。労働者階級の子どもたちが階級構造の底辺を支える労働者階級に「自ら進んで」なっていく社会的再生産の過程を明らかにしている。 (熊沢誠、山田潤:訳/ちくま学芸文庫)



インセプション

他人の夢の中に入り込み、潜在意識の中からアイデアを盗む産業スパイをレオナルド・ディカプリオが演じるSFアクション映画で、大ヒットした。潜在意識をモチーフにした点でおすすめ。夢の中のさらにまた夢に入るという多段構造になっていたり、主人公のリアルと過去が錯そうしたりして、1回ではとても咀嚼できないかもしれない。クリストファー・ノーランが監督、共演に渡辺謙。



<意識>とは何だろうか 脳の来歴、知覚の錯誤

下條信輔

実験心理学的あるいは脳科学的な手法によって明らかにされた知見をもとに、人の心や脳の仕組みを考察する本。我々が持つ無意識的な情報処理プロセスについてわかりやすく説明している。そして、これらの仕組みをもとに、我々がどのように他者と交流するかなど、思考や感情のあり方についても触れている。 (講談社現代新書)



教育・心理系

サブリミナル・マインド 潜在的人間観のゆくえ

下條信輔

人は自覚がないまま意思決定をする! 認知科学の学問領域の中の「無自覚」について紹介している。自分で自覚しない心の働きの不思議を楽しんでもらいたい。 (中公新書)



教育・心理系

やってのける 意志力を使わずに自分を動かす

ハイディ・グラント・ハルバーソン

コロンビア大学の心理学者による本。動機づけや自己制御に関する科学的な研究成果をもとに、より良く目標達成していくための方法を提案してくれる。目標を設定してもなかなか達成できない人や、人をサポートする立場の人へ。 (児島修:訳/大和書房)



教育・心理系

スタンフォードのストレスを力に変える教科書

ケリー・マクゴニガル

すべての人が避けては通ることのできないストレスという問題をテーマに、社会心理学の最新知見を日常に活かす方法が紹介されている。ストレスとセルフコントロール、精神と身体のつながり、個人と社会のつながり、意識の限界と無意識の力、マインドセットの効用など、社会心理学において重要な理論や方法論が詰め込まれている。科学的な根拠のないポジティブシンキングのビジネス書とは一線を画し、スタンフォード大学の人気講師から人の心の仕組みに関心のあるすべての人に向けて、心理学の理論を実践に活かすということが、わかりやすく書かれている本。心理学部を目指すか否かにかかわらず、ぜひ読んでみてほしい。 (神崎朗子:訳/大和書房)


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