AIの分析力の進化で巨大データの価値が向上
ビッグデータとは、データの数が膨大かつ複雑なデータの集合のことです。インターネットユーザーのウエブサイト閲覧履歴やショッピングサイトでの購買履歴、SNSの投稿などがビッグデータの代表例で、こうしたデータはインターネットサービスを提供する企業によって集められ、ITベンダがAI技術などを使って処理、管理し、データサイエンティストがデータから価値ある情報を抽出します。
ビッグデータを収集するもう1つの重要な技術に、IoTがあります。住宅・建物、車、家電製品、電子機器にセンサーや通信機能を搭載することで、膨大な情報を集めることができます。こうして収集され分析されたビッグデータは、セキュリティを確保した上で、企業の商品開発や販促などに利用されています。また、民間シンクタンクやコンサルティング企業がビッグデータをもとに景気動向を分析して金融関係企業に提供するなど、データを活用したビジネスが広がっています。
役立ち度の高い学問分野を、役立ち度の高い順に並べました。
その学問分野が学べる大学・研究者をみてみよう。
★5つから☆までで、★が多いほど役立ち度は高い。
※大学、大学院修士、大学院博士の3つの最終学歴での比較
※20歳~44歳調べ
情報系(情報学、情報工学、情報科学等)学科 | ★★ |
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電気・電子系(工学)学科 | ★ |
経済学系学科 | ★ |
機械系(工学)学科 | ★ |
法律学系学科 | ★ |
経営学・商学系学科 | ★ |
社会学系・教養系(観光・地域、コミュニケーション学、社会情報学等も含む)学科 | ☆ |
※出身者の多い順。★5から☆までで、★が多いほど出身者が多い。