国際的な機関としては、国際連合(UN)があり、国連児童基金(UNICEF)など下部組織や、世界保健機関(WHO)などの専門機関がある。国連以外にも、経済協力開発機構(OECD)などの機関がある。職員は直接採用された人のほか、省庁からの出向が多い。日本の影響力の弱さが課題となっている。
一部の国や地域の国際機関としては、欧州連合(EU)、石油輸出国機構(OPEC)などが有名だ。民間の国際機関(NGO)も多数あり、国際オリンピック委員会(IOC)、赤十字社、アムネスティ・インターナショナル、世界自然保護基金(WWF)など多様な活動をしている。
日本国内の国際協力の機関としては、海外協力隊を派遣している国際協力機構(JICA)がある。日本に逃れてきた難民支援のNPOなど、民間の国際支援組織も、国際的な課題解決に重要な役割を担っており、若者も活躍している。
(他の業界と比べて、働いている人の人数は大変少ない)
役立ち度の高い学問分野を、役立ち度の高い順に並べました。
★5つから☆までで、★が多いほど役立ち度は高い。
学問名 | 役立ち度 |
---|---|
国際関係論 国際社会の紛争解決。平和のために |
★★ |
政治学 国の統治、地域行政、戦争の克服。民主主義を問う |
☆ |
外国語教育 外国語を習得する手法・教材を考える |
☆ |
社会学 社会って何? 客観的に捉え直し課題を提示 |
☆ |
国際法学 国際社会の新たなルールを作りたい |
☆ |
※大学、大学院修士、大学院博士の3つの最終学歴での比較
(他の業界と比べて、大変高い)