エンタテインメント・ゲーム情報学

英会話能力

伝わらないから面白い!失敗を楽しむ英会話エデュテイメント


山西良典先生

関西大学 総合情報学部

出会いの一冊

こんな研究で世界を変えよう!

伝わらないから面白い!失敗を楽しむ英会話エデュテイメント

IPSJ-ONE2024

テーマや研究分野に出会ったきっかけ

高校時代は、特に大学進学などには興味がなく、音楽に関連すること、特に作曲を仕事にしたいと思っていました。とりあえず受けてみたセンター試験の1日目の夜、テレビのニュース番組で恩師の先生が人工知能分野で音楽の研究をされているという紹介を偶然見かけて、大学に進学することを決めました。

自分が楽しいと感じることしかやりたくなかったため、音楽をはじめとするエンタテインメントを研究対象としていくことにしました。

先生の研究報告(論文など)を見てみよう
先生の分野を学ぶには
もっと先生の研究・研究室を見てみよう
学生たちはどんなところに就職?

◆主な業種

◆主な職種

◆学んだことはどう生きる?

将来は?

◆情報技術で社会をどう変えたい?

これまで漫画や映画などのエンタテインメントで描かれてきた未来がひとつずつ現実になっていくと思います。そして、その未来から新たな発想での芸術や創作が生まれ、次の新しい未来像をクリエイターやアーティストが描いてくれる成果になっていく。そういった創造と芸術の相互作用を生み出していきたいです。

◆5年後にしてみたい研究は?

誰もが楽しく生活する中で技術革新へと貢献できる世界の基盤作りを実現したいです。享楽的なfunだけでなく、充実したinterestingを感じながら、その楽しみ自体が次のinterestingを生み出す基盤のデータやメカニクスとして活用されて欲しいと考えています。

先生の研究に挑戦しよう!

統計的な分析による漫画の描かれ方の分析として、恣意性を除いて収集した漫画作品の一話目について、コマの形状とそれぞれの数、そしてセリフの発音数などを統計してみるなどはおもしろいかもしれません。もしかすると、掲載誌やジャンル、年代ごとに、こういった「おもしろさ」の作り方の傾向が発見できるかもしれません(見つからないかもしれません)。

中高生におすすめ

生成AIの論点

喜連川優(青弓社)

現在、世界的な技術革新を起こしている生成AI(Artificial Intelligence)を用いた様々な適用事例、そして、そのしくみがわかりやすく論じられています。特に、私も共同研究をしている漫画家うめ先生は、漫画制作に生成AIを利用しており、エンタテインメントを創り出す現場での人工知能の活用可能性を知ることができます。技術の根幹と共に,応用まで学べる一冊です。


ちょびっツ

CLAMP(KCデラックス)

約25年前に描かれた漫画。人工知能と人間の共生や人間自身の愛情とは何かを、「パソコン」との関係性から考える作品。現在の人工知能に関連した議論でのトピックは、ほとんどこの漫画作品の中で議論されています。


アイアンマン

2008年に公開されたIRONMANでは、人工知能J.A.R.V.I.S.が家の中のサービスを全て管理しており、未来の技術として描かれていました。しかし、現代では我々はほぼ同じような仕組みを安価に構築することができるようになっています。エンタテインメントの世界が現実になっていく様を実感できます。

一問一答
Q1.日本以外の国で暮らすとしたらどこ?

Canada 昔から縁のある土地だから

Q2.感動した/印象に残っている映画は?

ネバーエンディング・ストーリー

Q3.好きな言葉は?

Sometimes, you gotta run before you can walk


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