インターネットやソーシャルメディアを活用すれば、様々な新しいサービスが生み出せます。しかし現実には、地域や年齢による情報格差、いわゆる「デジタル・デバイド」の問題は大きいようです。私たちは、地域コミュニティの中に入っていき、自治体や地域の人たちと信頼関係を築いた上で、地域にとって意義のある情報社会システムをデザインすることで、住民目線での情報社会構築に貢献しています。例えば、愛知県の百貨店と連携して高速無線通信5Gやスマートスピーカーなど最新のICT利活用を検討するなど、自治体や地元企業、地域コミュニティの活性化のための実用的研究を行っています。
ICTを介した科学博物館と来館者との新たな関係構築を
科学博物館でのICTの新たな活用に関する研究も行っています。未来のデジタルミュージアムの姿、あるいはICTを介したミュージアムと来館者との新たな関係構築のための実践的な取り組みです。情報機器を身近に利用している子供たちに、教育用デジタルコンテンツや博物館案内機能を博物館展示と連携することで科学の面白さを今以上に伝えられるものになるでしょう。
一般的な傾向は?
- ●主な業種は→IT関連、マスメディア、ネットベンチャー企業、製造業、サービス業、公務員
- ●主な職種は→企画職、総合職、デザイン職、営業職
分野はどう活かされる?
情報社会の本質を理解し、それぞれの企業の業務分野において新しい価値を創出するための業務に就いています。例えば、大手新聞社において、インターネット上での新聞社としての新しい取り組みを企画・実現しています。
