情報系の本

暗号技術入門 秘密の国のアリス

結城浩

著者は、数学を平易に解説することに成功している『数学ガール』の著者。本書も、数学的な知識を必要とする暗号技術が、わかりやすく書かれている。各項目の末尾には、簡単な確認問題も用意されており、理解が進む。 (SBクリエイティブ)



メディア・リテラシー

菅谷明子

インターネットをはじめ、現代の世の中にあふれかえるメディア情報は今後ますます増える一方で、それらとどう付き合っていくか(=リテラシー)もますます重要となる。本書では、イギリス、アメリカ、カナダのメディア教育を紹介しつつ、その付き合い方を考える。インターネットなどITを活用したサービスやコンテンツなど向き合うための、適切な基準や根拠に基づく、論理的で偏りのない思考方法を学ぶことができる。 (岩波新書)



ビジュアル情報処理 CG・画像処理入門

CGArts協会

インタラクティブデジタルコンテンツを実現するために用いられているCGや画像処理に関する技術が紹介されている。用語解説や図も豊富で、入門書として適している。 (CG Arts協会)



人工知能と人間

長尾真

コンピュータに知能を持たせるとはどのようなことなのか。著者の長尾先生は元京都大学総長、情報処理学会会長などを務めた、日本を代表する情報工学者。自然言語処理、パターン認識などの第一人者が、人工知能についての課題を解説する。哲学にまで触れている。 (岩波新書)



メメント

記憶を題材にしたミステリー。およそ10分間しか記憶が保てない主人公の男が、妻を殺した犯人を突き止めるためにポラロイドカメラやメモ、自分の体への入れ墨などで書き残す。複雑で難解な話ではあるが、興味があれば見てほしい。クリストファー・ノーラン監督。



脳のなかの幽霊

V・S・ラマチャンドラン、サンドラ・ブレイクスリー

著者は、アメリカの神経科医。切断した手や足がまだあると感じる「幻肢」など、様々な神経疾患の不思議な症例から、脳の働きについて解説する。とにかく不思議で面白いので、興味を持ってもらいたい。 (山下篤子:訳/角川文庫)



イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

コンピュータ生みの親の一人とも言われるイギリス人数学者、アラン・チューリングの数奇な半生を描いた映画。コンピュータが歴史の中でどのように生まれてきたのかをストーリーの中で面白く知ることができる。 (ベネディクト・カンバーバッチ:主演)



統計学を拓いた異才たち

デイヴィッド・サルツブルグ

統計科学の発展に大きく寄与した統計学者の列伝的な本。統計学をめぐる面白いエピソードを集めた。統計学の基礎となった理論や、現在の主要なデータ解析法がどのように考え出されたのかが興味深く書かれている。また、統計用語の語源もわかり、親しみをもって統計学の勉強に取り組める。 (竹内惠行、熊谷悦生:訳/日経ビジネス人文庫)



目の見えない人は世界をどう見ているのか

伊藤亜紗

大学2年まで生物学を学び、3年で文転し美学を専攻、身体に注目した著者がたどりついたのが、「見える」と「見えない」の違い。視覚障害者の人たちにインタビューを行い、空間の認識の仕方、体やコミュニケーションの仕方など、違いを考察した。私たちが「見る」ということをいかに狭い範囲で捉えているかということ、同時に「見る」ことの意味や奥深さに気づかされる本だ。 (光文社新書)



大東京トイボックス

うめ

マルチメディアコンテンツの代表格であるゲーム。その開発現場の出来事や苦悩が詳細に、面白おかしく描かれている。この分野の能力を持つことで、いかにして人を楽しませることができるか、自己実現ができるかということがわかる。エンターテインメント分野を目指す学生には、ゲームやアニメ好きといったユーザーや視聴者としての観点ではなく、制作者の視点を持ってほしい。そのため、人を楽しませるためのあらゆる努力を積み重ね、困難を突破するために工夫し、自分の能力を高める努力を厭わない姿勢を持ってほしい。 (幻冬舎コミックス)


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