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歴史・地理の本

花と木の文化史

中尾佐助

人はなぜ花を美しいと思うのか、どのようにして花や樹木を導入し、ともに暮らしてきたのか。これは 1980 年代の書籍ですが、現在もなお、この普遍的な問いに対して筆...

忘れられた日本人

宮本常一

歴史の教科書に載るのは、社会を大きく動かした権力者たちの姿がほとんどです。本書は日本の農山漁村を訪ね歩いた民俗学者・宮本常一が、そんな「歴史」からは忘れられてき...

日本文化史

家永三郎

グローバルな舞台で活躍する人は自国の歴史を知らないと恥ずかしい思いをする。そうしたことのないように、日本の歴史を文化の流れで捉えておきたい。それが可能になる本。...

風雲児たち

みなもと太郎

徳川幕府成立から幕末までの江戸時代史のマンガ。ギャグも多い。医学のため未知の言葉（オランダ語）に挑戦して苦闘する前野良沢、杉田玄白たちを描いた巻は特にお薦めで、...

木綿以前の事

柳田国男

天皇や将軍、大名などの支配者の事績ではなく、庶民の生活の歴史をたどるのが、柳田国男が目指した民俗学です。この本は、明治維新以前の衣服や食事についてのエッセイ集で...

古代への情熱

シュリーマン

実業家として成功した著者が、私財をつぎこんでギリシア神話に登場するトロイアを発掘し、その存在を実証していく自伝。シュリーマンが少年時代から成人するまで情熱を持ち...

関ケ原

司馬遼太郎

皆さんご存知の、関ケ原の合戦という出来事を描いた小説です。膨大な背景事情を踏まえながらも、まったく退屈ではなく、リアリティを持って描かれています。結論が決まって...

世界の歴史（3）中世ヨーロッパ

堀米庸三

全16巻からなる歴史シリーズの一つです。シモン・ド・モンフォールの議会も出てきます。その説明に「グロステスト」の名前が使われており、司教が国家に決定的な影響を与...

海上の道

柳田國男

日本の民俗学の祖とされる柳田の晩年の著書。日本の民族文化や民俗文化の形成を、稲作の伝播から解説している。他にも、海や沖縄にまつわる８編の随筆を収めている。どれも...

科挙　中国の試験地獄

宮崎市定

10世紀以降の中国社会を知るための必読書。かつて中国で行われた官吏登用のための超難関試験「科挙」。中国全土の秀才たちによる熾烈な争いとその制度のメリット、デメリ...

古事記

八世紀初めに書かれたとされる、日本最古の歴史書。『日本書記』とともに日本古代国家の形成を考える上での最重要史料だ。

ひろしま

原爆投下前後の実像を、きちんと残しておこうとする姿勢が見られる作品だと思います。主義や主張は抜きにして、高校生くらいで一度見ておくと良いと感じます。

会議は踊る

世界史好きの人は必見のオペレッタ（ミュージカルの一種）映画。1814～15年のウィーン会議を描いたもので、ロシア皇帝アレクサンドル1世がメインですが、ホスト役の...

関連する学問

20.文化・文学・歴史・哲学の学問をみてみよう
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