経営の本

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字

山田真哉

節約しているのにお金が残らない理由、印刷所が7時49分と指定した理由、「0円」広告が多い理由など、身近な例示から数字のからくりを見る。会計に関する話題もあり、数字が苦手な人でも、数字の謎や会計の「いろは」の「い」を一時間でサクッと知ることができる一冊。 (光文社文庫)



ゲームのルールを変えろ ネスレ日本トップが明かす新・日本的経営

高岡浩三

著者は、スイスに本社があるグローバル食品メーカー・ネスレ社の日本法人社長。同社の他国のリーダーからも注目されている経営手腕を持つ著者の考えから、新しい時代の企業経営のあり方について学ぶことができる。 (ダイヤモンド社)



ともにしあわせになるしあわせ フェリシモで生まれた暮らしと世の中を変える仕事

矢崎和彦

フェリシモは、神戸市に本社がある大手通販企業。同社は、単に利益をあげることだけが自分たちの存在意義ではないという理念を持つユニークな会社だ。価値観が多様化する現代社会における企業経営について、多くのことを考えさせられる書籍。 (英治出版)



税金を払わない巨大企業

富岡幸雄

巨大企業が正しく納税すれば、消費税を10%に上げる必要はないという視点に立ち、日本の税制を解説する。有名巨大企業がいかに税金逃れに血道を空けているかという現状と、現在の税制が抱える問題がよくわかる。 (文春文庫)



マネーボール

ブラット・ピット主演映画。予算の乏しい大リーグ球団を舞台に、データに基づく戦略を策定し、仲間を増やし、徹底して実行し続けて結果を出すという物語。企業経営にも通用する部分が大きく、興味深い。同名の原作本(マイケル・ルイス著)もある。



社会起業家 社会責任ビジネスの新しい潮流

斎藤槙

単に収入を得るだけでなく、社会的な問題を解決する使命感を持って働く「社会起業家」の動向や意義がわかりやすくまとめられている。農業は地域社会や環境問題と深く関わっており、一つの方向として、所得向上を追求しつつも、社会企業家として取り組むことが今後求められてくると考えられる。 (岩波新書)



女子大生会計士の事件簿

山田真哉

女子大生会計士・藤原萌実と新米会計士補・柿本一麻が監査の先々で出くわす奇妙な事件。粉飾会計、会社乗っ取り、クーポン詐欺など、様々なミステリーを読み解くうちに、自然に会計や会社の仕組みの基礎がわかるビジネス小説となっている。 (英治出版)



商店街再生の罠

久繁哲之介

1960年以降のスーパーマーケットの成長、近年のコンビニの台頭やネット通販の拡大によって、それまで人々の主たる買物場所であった街の商店街は衰退し続けてきた。しかし一方で、復活のために頑張っている商店街もたくさんある。本書は、それらの事例を紹介すると同時に、再生の道を探る上での課題を批判的に指摘している。本書のテーマは、企業はどのように成長し、人々に満足を与えることができるかという商学、そしてその中心領域である流通・マーケティング論の視点と密接に関連している。現在うまく成長できていない「商店街」の復活策を事例を通して考え、買物を通じて人々に満足を与えるというのはどういうことかを検討している。 (ちくま新書)



小倉昌男 経営学

小倉昌男

小倉氏は、「クロネコヤマトの宅急便」の生みの親。「宅配便」は、今では当たり前の社会インフラとなっているが、実はサービスが始まってからまだ40年程度しか経っていない。宅配便の様々なサービスを確立する際に立ちはだかる様々な問題を、一つ一つ解決して行くプロセスは、読んでいて思わず手に汗を握ってしまう。よりよい社会を実現するためには、問題を的確に捉えて、高い理念と熱意を持って、前向きに問題解決に取り組むことが重要だと教えてくれる。 (日経BP社)



「買いたい!」のスイッチを押す方法

小阪裕司

題名の通り、消費者の心と行動を読み解き、「いかに買いたい」を創り出すか解説。人には、「買いたいか・買いたくないか」という第1のハードルと、「買えるか・買えないか」という第2のハードルがあるのだそうだ。第1のハードルは情動であり、ここをいかに刺激するかで購買行動が変化するという。この情動に刺激を与えるのがまさに感性情報であり、この感性情報が購買行動を変えるということになる。マーケティングという観点から「感性」を見つめるよき著書なので、ぜひ読んでみてほしい。 (角川新書)


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