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ユニバーサルデザインとは、性別、年齢、障がいの有無などを問わず、誰でも使いやすいデザインのこと。有名なのがシャンプーとリンスのボトルのうちシャンプーにだけ凹凸がついているというもの。目が不自由な人も頭を洗っていて目をつぶっている人も、触っただけでどちらか区別することができる。
ユニバーサルデザインは【デザイン学】の研究分野であるとともに、障がい者や高齢者にとっての使いやすさの視点からは【リハビリテーション科学・福祉工学】と関係する。誰にも着やすい服や誰にも住みやすい家は【衣・住生活学】、建物や都市は【建築史・意匠】、【都市計画・建築計画】と関係する。
また、誰にとっても使いやすいIT機器の研究は【ヒューマンインタフェース・インタラクション】で行われており、【知覚情報処理】でも、パソコンの音声入力の研究などを行っている。【感性情報学】の、“見やすい”“使いやすい”“直感的にわかる”など、人の感性に関する研究も、ユニバーサルデザインにつながる。