◆沖縄基地問題◆

沖縄の負担軽減と日本・アジアの安全の両立が課題

日米安全保障によって、日本には米軍の基地がある。そして沖縄県には、日本にある米軍専用基地の70％が集中している。米軍の飛行機の離発着などで住民が危険にさらされる、辺野古への基地移設で美しい珊瑚礁など自然が破壊される、米軍の兵士の犯罪、といった問題がある。

学問としては、日米安全保障条約の取り決めや、日本国内での問題解決については【国際関係論】や【政治学】、基地の歴史的経緯については【日本史】【アジア・アフリカ史】、基地が沖縄に与える社会的影響は【社会学】や【人文地理学】から研究されている。また、基地建設による自然破壊対策は、政策的には【環境政策・環境社会システム】、技術的には【自然共生システム】といった学問が関係する。