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ガラスは、透明、燃えない、電気を通さない、などの特徴から、レンズや光ファイバなどの光学材料、窓ガラスや車のボディなどの構造材料など、様々に利用されており、より優れた材料として進化し続けている。
光学材料としては【光工学・光量子科学】、無機物質の材料としては【無機工業材料】、【無機材料・物性】、構造材料や、特別な機能をもつ材料としては【構造・機能材料】、ガラスの加工や、ガラスの組織を制御して特殊なガラスを作るのは【材料加工・組織制御工学】と、様々な材料工学の分野で研究されている。また、原子力発電の使用済燃料から出た放射能レベルの高い廃液はガラスと一緒に固めて処理されているので、【原子力学】の研究対象でもある。
また、ガラスとは、広い意味では、固体のように固いのに結晶構造ではなく、液体が動かずに固まっている状態の物資をいう。そうした物質の中に金属ガラスがあり、【金属物性・材料】の分野で研究が行われている。さらに、ガラス工芸品の製作・芸術表現は【芸術一般】の領域になる。