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津波とは、地震や火山活動などによる海底の隆起・沈降で発生した海の波が、四方八方へ広がる現象。津波が起こるメカニズムの解明や観測・調査は、【固体地球惑星物理学】で行われている。
津波の防災については、【水工学】では、防波堤・防潮堤の構築などによって津波を防ぐ方法を研究。【土木計画学・交通工学】では、津波に強い街づくりや交通網について研究し、【自然災害科学・防災学】では、津波による災害予測や復旧、復興など幅広く検討する。農学の中の【地域環境工学・計画学】は、漁村や沿岸の農村の地域防災の視点から津波対策を考える。
【社会システム工学・安全システム】は、津波のハザードマップ作成や避難について研究。【人文地理学】では、地域の地形や土地利用の特徴、人口構成といった地理情報から、防災や避難計画の立案にアプローチする。近年は地理情報システム(GIS)の活用も進んでいる。【史学一般】では歴史資料から過去の津波の記録を検証し、今後の防災に役立てる。