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マイノリティとは、社会の中の少数派のこと。社会では多数派中心に物事が考えられがちだが、少数派の考え方や文化も尊重されなければならない。
マイノリティのうち少数民族という視点では、国の中の少数民族や少数民族をめぐる紛争などは【地域研究】の研究テーマで、少数民族の文化は【文化人類学・民俗学】、言語は【言語学】の研究テーマとなる。また移民など国の中の少数派の人に対する支援やその子どもたちに対する教育は、【社会福祉学】や【教育社会学】の研究テーマだ。LGBTQといった、性的マイノリティに関する研究は【ジェンダー】の分野で行われている。
少数民族が多数民族への同化を迫られたりLGBTQの人は差別されたりと、マイノリティには困難が多いが、世界各国が協調してマイノリティの人権を守る研究は【国際関係論】で、マイノリティを政治的にどう処遇するかの研究は【政治学】で、マイノリティをめぐる社会問題の研究は【社会学】で行われている。