学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!
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灌漑による耕地の開発、農薬や化学肥料の開発、品種改良といった科学技術によって食糧増産が実現し、地球の人口増加を支えてきた。しかし、生きるのに必要な食糧が得られない人が多数いる開発途上国もある。こうした国の食糧増産は、世界全体で解決しなければならない。
学問分野としては、【作物生産科学】では米や麦など穀物、【園芸科学】は野菜や果物など農作物の生産手法の研究を、【遺伝育種科学】や【応用生物化学】では農作物の遺伝子研究や品種改良に向けた研究を行っている。
【農業環境・情報工学】では農作物が育つ環境の研究と、機械やITの導入による食糧増産を目指す。【地域環境工学・計画学】、【社会・開発農学】では開発途上国の農村漁村の開発や、灌漑、砂漠の緑化など土壌改良、技術移転などの研究を行い、【持続可能システム】では、土地開発と地球環境保全との共存を考える。
日本に目を向けると【経営・経済農学】や【経済政策】では、食糧自給率と食の安全保障など、農業に関する政策を研究している。