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現在、世界のエネルギー消費量は、中国の大躍進やその他のアジア・中東・アフリカ諸国の発展などによってどんどん増加している。これによってCO2(二酸化炭素)の排出量が増え、地球温暖化が進んでいる。また、日本については、石油を情勢が不安定な中東から主に輸入しているため、万一輸入が止まっても困らないようにエネルギーの多様化をしなければならない。
こうしたエネルギー問題については、主に【エネルギー学】の分野で研究されており、政策面では【政治学】が、国の予算配分では【財政・公共経済】が、経済面では【経済政策】が関係する。また、技術的には、自然エネルギーの開発では【持続可能システム】、地熱利用や日本近海の海底資源開発では【地球・資源システム工学】、化学をエネルギー変換などに活かす【エネルギー関連化学】といった分野が、安全な原子力発電は【原子力学】、将来のエネルギーとして研究されている【核融合学】などが関係する。