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化石燃料とは、石油、石炭、天然ガスなどのことで、大昔の植物や動物の死骸が地中に体積して化石になり、燃料として活用できるもののこと。エネルギーは世界で再生可能エネルギーへの転換が進められているが、それでも、世界全体のエネルギーの約34%が石油、28%が石炭、23%が天然ガスでまかなわれており、化石燃料の消費量は増え続けている(2018年現在)。
学問としては、【エネルギー学】の分野で研究されているほか、【触媒・資源化学プロセス】の分野では、化石燃料の有効利用技術の研究が行われている。また、化石燃料がどこに埋蔵されているかの調査や掘削技術は、【地球・資源システム工学】、【地質学】、【岩石・鉱物・鉱床学】の研究領域だ。
日本の場合、原油の90%近くを中東から輸入しているので、【国際関係論】や、中東情勢を研究する【地域研究】、エネルギー政策の【経済政策】も関係する。